2017-07-09
組体操の上から落下。数十年後、四十肩,五十肩になる!
七十才男性Yさん。
十三才のとき組体操の一番上から落下し、左肘を骨折。
そのため、肋骨胸椎が歪み、四十肩,五十肩の原因の歪みとなる。
Yさん「左腕が上がりにくくてね。心臓も調子よくないんですわ。」
四十肩,五十肩のため
左肩があがりにくく、
肩胛骨に左手をまわしにくい、
歩行時両足の重心にばらつきがあります。
私「左肘を骨折したとき、左肘からの衝撃を受けて、衝撃を吸収するように
左肩、そして肋骨に振動が伝わってそれぞれ歪んでしまったかもしれませんね。」
Yさん「先生、分かりました。確認をお願いします。」
左側
鎖骨、肋骨、肩峰関節、上腕骨、橈骨、尺骨が
それぞれ変形して歪んでいる。左肘を強打したときに、
その振動が全体に伝わったとみて取れる。
四十肩,五十肩の原因となる典型的な歪みといえる。
1,鎖骨、肋骨、肩峰関節、上腕骨、橈骨、尺骨を機械にて同時に骨格調整。
術中、
Yさん「骨が元の状態にじんわり動いていってくれるのがよく分かります!」
私「歪みのもとをピンポイントで調整しているからですよ。打撲の原因を突き止めることがとっても重要なんですよ。」
Yさん「そのようみたいですね。」
続いて
2,肋骨調整
狭心症 肋骨1,2,3が歪み.肋骨6番歪みにより
膵臓の神経圧迫の疑い。
心臓の痛みを取りたい。肋骨の変形を確認し、調整。
術後、左肩があがりやすくなり、
肩胛骨に左手をまわせるようになり、
歩行時両足の重心が安定まっすぐ歩けるようになった。
[ポイント]
側頭部、
顔の一番,
肋骨五番,
肋骨十番,
仙骨五番調整後、
肋骨三番,
肋骨六番の変形、
肩峰関節、
上腕骨,橈骨、
尺骨を同時調整。
Yさん「腕が揚がる様になりました。胸もスッキリしました。首の傾きもなくなったし、歩きやすくもなりました。」
Yさん「足の調整なんて、しなかったのに歩きやすくなるんですね。」
私「頭部の歪みを中心にするように、他の歪みを調整すると、身体の軸が安定し歩き方にも良い影響を与えるんですよ。」
Yさん「今日は自転車に乗ってきたけど、今日は歩いて帰って、明日また
自転車歩いて取りに来ます。」
といい、本当に自転車を置いて帰ったYさん。
翌日もるんるんで自転車を取りに再び訪れました。
四十肩,五十肩でつらかった男性。その後、万歳までしてみせて
喜びを表現してくれました。
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