肘の痛み 男子中学生「バドミントンで遊んでいたら、転んで肘を強打してあと痛みが引かないです。」
「こ の前、学校の体育館でバドミントンしてたら、転んで、バンって左肘をぶつけたら、そっから痛みが引かなくて2週間くらいずっと痛いです。」ということで男 子中学生Aくんが相談にきた。
骨格の歪みをみてみると、右肘に比べて左肘の歪みが大きく、というか歪みが大き過ぎた。予見するに「学校の体育館でバドミン トンしてたら、転んで、」という衝撃だけではここまでの大きな歪みには至らない気がした。
さらに細かくチェックすると、皮膚に跡が残るくらいの傷があった ので再度Aくんに尋ねてみた。「あのさAくん。ここに傷痕があるんだけど、どうやって 傷をつけたか覚えてる?バドミントンの時期より古傷な気がするんだけど?」
「あの、一年くらい前に、お父さんとバイクの後ろに乗って転びました。その時に できた傷だと思います。」ということだった。バドミントンで転ぶのと、バイクを走らせて転ぶとでは、衝撃の度合いが全然違います。
おそらく大きく歪んだ左 肘はバイクで転んだ時にできた歪みであろうことが分かりました。その時できた大きな歪みによって、腱がパツパツに伸びきった緊張が張りつめた腱が、バドミ ントンで転んだ衝撃で、伸びきった腱を傷めて炎症症状に至ったものだと判断しました。
Aくんにそのことを伝え、肘の施術を開始。施術中Aくん気持ちよく寝ております。術後、「少し楽になった気がします」ということで帰られました。その後、2週間内に数回施術。徐々に痛みが引いて最後、痛みがおさまりました。
今 回Aくんはバドミントンで転んだときにぶつけケガをしたと思っておりましたが、細かく状態をみつめてみると、そのとき以前のケガによって骨が歪み、腱が伸 びきった状態が根本的な原因だったというケースでありました。
骨格の歪みは、いろんな症状の遠因にあたることの事例のひとつとして、ここに報告したいと思 います。ご参考下さい。
比嘉進弥
南風原、整体、肩こり、腰痛、頭痛、骨盤矯正、骨格矯正
骨格矯正
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